ゼロトピック #56 「2タイプの『ワークフローDX』とDXを支えるAPI」を聴いた

Yamottyさんのポッドキャスト「ゼロトピック」が面白くてよく聴いている。#56 「2タイプの『ワークフローDX』とDXを支えるAPI」もとてもよかった。

DXという言葉は僕は印象のよくない言葉だけど、Yamottyさんが話すならと興味深く聴いていた。

まとめると

  • DXにはチャネルのDXとワークフローのDXがある
  • DXとはデータベースを作ることとAPIを作ること

ということを言っていた。

チャネルのDXとワークフローのDX

事業をしていて、お客さんが欲しいといった時に、自分の情報を出すチャネルが今はたくさんある。楽天なんかのショッピングモールに出したり、ShopifyなんかでECサイトを作ったり、Google Mapsに出したり。複数チャネルあると、在庫管理をちゃんとやるのが労力掛かるようになってきてしまう。これを何とかするのがチャネルのDX。

他方ワークフローのDXは内部的というか、社内ワークフローやサプライチェーン、バリューチェンをデジタイゼーション、デジタライゼーションしていく話。これは想像しやすい。バリューチェーンの各所を抑えられると強そう。

データベースを作ることとAPIを作ること

で、この時にやるDXは何かというと、データベースを作ることとAPIを作ることだとYamottyさんは言う。これはもう言ってることは言葉の通りなので、この二つであると見出したことがすごいという話。

データが集まってて負荷にも耐えられるデータベースがあって、APIがあると、外部と連携できる。外部と連携されるようになると、「自分の所のAPIと他所の所のAPIを組み合わせて使っている」という状態のお客さんが、「自分の所だけ別のに置き換える」というのがやりにくくなるので参入障壁というか、ロックインになりますねという話。