2021年9月15日

不要なインスタンス・アカウントの削除・termsの設定

実は以前に試験的にサブドメインでMastodonインスタンスを建てたことがあったのだが何もせずに消してしまったためそのアカウントが連合に残ったままになっていた。
これが他のインスタンスの検索結果にもヒットしてしまい非常に不恰好な様子であった。
しかしMastodonはtootctlのコマンド RAILS_ENV=production bundle exec bin/tootctl self-destruct により自分インスタンスのデータを他のインスタンスからも削除することができるようになっている。
今回はこのコマンドを実行するためだけに以前に建てたインスタンスのデータを用いてインスタンスを再構築した上で連合にaccount deleteアクティビティを送信しデータを削除することに成功した。
厳密にはMastodonではきれいさっぱり削除されるがPleromaやMisskeyにはアカウントの存在自体はあるようで、投稿の内容は表示されなかった。
もっともPleromaやMisskeyにはこういったコマンドもないため自分のインスタンスのデータが閉鎖後も残ったままとなってしまう。
そもそもFediverseの仕様上完全な削除などできないのだが可能な範囲で削除できるようにはしてほしいものだ。
ただもしかすると全ローカルユーザーをbanもしくは削除すれば同じ効果は期待できるのかもしれない。(未検証)

それとterms of serviceをMastodonとMisskeyに設定した。 すでに簡単なルールは設定してあったのだが詳細な条項を盛り込んだ形となる。 ここまでやる必要があるかは分からないが訴訟リスクに対抗できそうではある。